苅田商工会議所の組織と活動

「新しい豊かなまちづくり」に貢献

地域開発は、国や県・町当局の青写真だけではうまく進みません。
商工会議所は、会員のみならず地域住民の意見・希望を十分に積み上げて、住みよいまちづくりの推進に大きく貢献しています。
商工会議所は、お互いに連絡をとりながら、工場の誘致や地方進出のお世話もしています。
持ち前の調査能力を発揮して、立地条件や進出企業の業種規模などをよく調べ、受け入れ側も進出側も、ともに納得がいくように万全の体制をとっております。このようなきめ細かな仕事は全国各地に網の目のように張りめぐらせた商工会議所の独壇場です。
産業基盤の強化や工場誘致など、直接商工業の振興に関連したことばかりではありません。
駐車場・街路灯の整備、都市の美化運動など、産業と地域社会の調和ある発展を目指して、「新しい豊かなまちづくり」に尽力しています。

商工会議所の事業活動

商工会議所は、業種、業態、規模の大小を問わず、地区内のすべての商工業者の利益を図るとともに、社会福祉の増進に資することを目的としており、その目的達成のため次のような事業を行なっています。

  • 商工会議所としての意見を公表し、これを国会、行政庁等に具申し、建議する。
  • 行政庁等に諮問に応じて、答申する。
  • 商工業に関する調査研究を行う。
  • 商工業に関する情報および資料の収集および刊行を行なう。
  • 商品の品質および数量、商工業者の事業の内容、その他商工業にかかる事項に関する証明鑑定および検査を行なう。
  • 輸出品の原産地証明を行なう。
  • 商工業に関する施設を設置し、維持、運用する。
  • 商工業に関する講演会および講習会を開催する。
  • 商工業に関する技術および技能の普及、検定を行なう。
  • 博覧会、見本市等の開催およびこれらの開催のあっ旋を行なう。
  • 商事取引の紛争に関するあっ旋、調停および仲裁を行なう。
  • 商工業に関して、相談に応じ、指導を行なう。
  • 商工業に関して、商工業者の信用調査を行なう。
  • 商工業に関して、観光事業の改善発達を図る。
  • 社会一般の福祉の増進に関する事業を行なう。
  • 行政庁から委託を受けた事務を行なう。
  • 上記に掲げるものの他、商工会議所の目的を達成するために必要な事業を行なう。

全国各地の商工会議所(平成27年3月末現在514箇所)は、企業規模を超え、業種を超えた126万余の会員を擁し、すべての会員は日本商工会議所につながっています。一人ひとりの意見は小さくても、上の図のような経路であなたの意見は商工会議所の意見となり、さらに、日本商工会議所の意見とすることもできるのです。