Vol.11

エコ・ステーション通信

◆発行日 平成17年 3月28日   ◆発行 エコ・ステーション事業部

 

 今年度も残すところ後わずかとなりました。昨年末の新潟中越地震から、スマトラ島沖地震、そして今回は福岡県西方地震と前代未聞の災害が続き、長年地震に見舞われることのなかった苅田町でも震度4を記録しました。幸い苅田町では大きな被害はなかったようですが、改めて地震列島・日本の怖さを思い知らされました。どこで何が起こってもおかしくはない昨今、日頃から防災意識を高めておく必要がありそうですね。

 

中学生に続け・・・キッズパワー!

11月の苅田町立新津中学校・商業体験販売に引き続いて、平成16年12月4日(土)に苅田町立与原小学校の4年生91名がキッズ・マーケットに挑戦しました。10月から看板やチラシ作りなど諸々の準備に取り掛かり、万全を尽くして販売当日に臨みました。前日からの予報では、午後からは雨。何とかお天気がもってくれれば・・・という願いも叶わず、キッズ・マーケット本番半ばからはとうとう本降りになってしまいました。晴れた日ばかりとは限りません。これも商売をする上での厳しさです。それでも、雨にも負けない子ども達の熱意で、赤字を出すこともなく無事に終了することができました。

 

子ども達の感想(抜粋)

○ 友達がすごく大きな声を出したので人がたくさん来ました。わたしは1回だけおつりをまちがえたけど友達がおしえてくれたので友達がいてくれてよかったです。大人になったらこんな風に大変なのかなぁと思いました。初めてお店を開いたので楽しかったです。

○ チームの人はみんながんばっていました。ぼくはお店をやることがすごく大変だとかんじました。1人や2人であれだけのことができるなんてお店やさんはすごいなぁと思いました。

○ ぼくはさんどいっちまんを一しょうけんめいにしました。ぼくは、さいご大声でせん伝しました。それとさいごにいろいろうれました。トマトときゅうりがすごく売れてビックリしました。買うのはかんたんです。でも売るのはすごくむずかしかったです。えのきがさいごまで売れなくてさいごに田中れいこ先生が買ってくれてかんばいしました。キッズ・マーケットで売ることがすごくたいへんだと言う事をしりました。さいごの計算がうまくできなかったのでまだまだだなと思いました。

○ キッズ・マーケットでとうふやをやりました。さいしょはうれなかったけど、つぎにうれるようになって、やるきがでました。みんなでがんばってぜんぶうれました。お店のひとがたいへんだなーとおもいました。

○ キッズ・マーケットはすごく楽しかったです。ときどきいっぱいのお客さんがきて少したいへんだったけどいっぱいうれたのでうれしかったです。試食がいっぱいありました。ほとんどおとしよりの人のほうが人気でした。みんな、おいしいおいしいと言って、かってくれたのでうれしかったです!わたしたちは、9時、始まるまえからお客さんが2人くらいきました。1番にかんばいしたのでうれしかったです。

○ もうちょっと、おすすめなどゆってみればよかったなーと思いました。「いらっしゃいませー」や「おいしいですよ」ばっかりゆっていたのでもうちょっとおきゃくさんを大事に品物のことも考えてすればよかったです。

○ キッズ・マーケットの日は雨で残念でした。でもたくさんの人がきてくれました。いっぱい人がきた時ははん売や会計は大変でした。だけどみんなが買ってくれたおかげで売り切れました。うれしかったです。おつりを考えたりするのも大変だったけどけっこう楽しかったです。みんなが協力したのでうまくできたんじゃないかなと思いました。よかったです。

○ チラシをくばると同じでシュリケンをくばったりしました。雨の中でやったのでチラシもメガホンも自分もみんなびしょぬれになりました。せん伝のみんながほぼぬれていました。ふで箱がぜんぜんうれなかったけどさいごにぜんぶうれてしまったのでよかったと思った。

○ キッズ・マーケットを開くときはビックリしました。当日になってからみんなお金のかんりやはんばいやせんでん色々とがんばっていました。私はお母さんや色々なお母さんやお父さんにてつだってもらってうれしかったです。テントをたてるときもなおすときもあどばいすもいろいろおしえてもらいました。キッズ・マーケットは4年生で一番の思いでです。みんながみんながんばれたと思います。私はみんながいたからがんばれたと思っています。先生がたやお母さんがた本当にありがとうございました。

又、平成17年2月5日(土)には、苅田町立片島小学校の5年生11名がキッズ・マーケットに挑戦しました。片島小学校のみなさんも12月から準備に取り掛かり、商品の選定から事前の宣伝など少ない人数にもかかわらず、みんなで一生懸命協力をして本番を迎えることができました。みんなで考えて選んだ商品はパン。工夫をして付けた名前は「片島の森のパン屋さん」。苅田町商店街・100年市場のテントが並ぶ中に混ざって、ひときわ活気を帯びたパン屋さんは、販売開始から1時間で完売。2ヶ月にわたる準備をしてジュース1本分のお金を手に入れることがどれだけ大変なことかを子ども達は身をもって感じ取ることができたようです。

商店街の特徴や購買層を考えて商品の選定をし、見た瞬間に何が売っているのかがわかる店名を考え、看板・チラシ・のぼりなどでお店をアピール。どのようにすれば快い印象で品物を買って頂くことができるのかを瞬時に判断して、間違いのないように「つり銭」の計算をする。子ども達にとって「商業体験販売」は、日頃の学習の成果が問われる場でもあり、眠っている能力を呼び起こすきっかけにもなりました。

☆馬場小4年生のキッズ・クリーンパトロール

平成17年3月9日(火)、苅田町立馬場小学校の4年生がキッズ・クリーンパトロールを行ないました。エコ・ステーション事業の一環としてピュアタウン苅田から提供されたグリーンのユニフォームに身を包み、2時に馬場小学校を出発。新開公園と苅田町商店街から苅田駅を経由して馬場小学校までの2時間でゴミ袋に10袋ものゴミが集まりました。何といっても目立つのはタバコの吸殻に空き缶・空きびん、ビニール袋や発泡スチロールなどの包装容器など。人目につかない物陰や草むら、駐車場などに特に多く見受けられました。

子ども達はこの一年を通して「なぜ、ゴミが多いのか」また「どうすればゴミを減らすことができるのか」を学んできました。「自分一人くらいゴミを捨ててもわからない」から「自分一人でもゴミを捨てなければゴミは減る」という思いへ、一人ひとりの意識が変れば散乱するゴミの量は確実に減ります。急には変らなくても小さな努力を続けることを忘れなければ、世の中もきっと素敵に変っていきます。そんな未来を予感させてくれそうな馬場小学校4年生のキッズ・クリーンパトロールでした。

                             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


好評の商業体験販売に平成17年度も取  【問い合わせ先】

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料を用意致しております。その他、事業内容    苅田町富久町1丁目22-14

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